駒込武『「私物化」される国公立大学』(岩波ブックレット新刊)

学長中心のトップダウン型経営が国公立大学に何をもたらしたか。七つの大学の荒廃した現状を報告する。

近年加速する大学の「ガバナンス改革」。学長を中心としたトップダウン型経営は、教育現場に果てしない混乱をもたらしている。教育・研究の実態からかけ離れた独善的な改革が推し進められ、果ては学内制度や人事までが一部の人間の意のままに改められてしまう――。変わりゆく国公立大学のいまを、七つの大学の現場から報告する。

はじめに……………駒込 武
第1章 大学が「私物化」されるとはどういうことか――下関市立大学……………下関市立大学の私物化を許さない教員有志
第2章 自由の風が止むとき――京都大学……………駒込 武
第3章 政治に従属する大学へ――筑波大学……………佐藤嘉幸
第4章 歯止めなき介入、変貌する大学――大分大学……………大分大学のガバナンスを考える市民の会
第5章 放逐される総長――北海道大学……………山形 定
第6章 教育界に逆行する教員養成「改革」――福岡教育大学……………江頭理江・喜多加実代
第7章 権威主義化する大学「経営」イデオロギー――東京大学……………田中 純
おわりに……………光本 滋
参考リンク集

 

726 円
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非常勤講師、TAの同居ご家族も接種対象に!

教職員同居家族に対する新型コロナウイルスワクチン接種の予約開始が始まります。新潟大学職員組合の申し入れ通り、非常勤講師、TAの同居ご家族も接種対象となることが告知されました。

予約期間は9/14~9/17(17:00)までです。手続きの詳細は大学と雇用関係にある全職員にメールで通知されます。

労務福利課の皆さんと面談をしました

13時から14時まで、労務福利課課長・副課長・専門員の方々と、委員長・書記長・書記とで面談をしました。

コロナ感染症流行下の職員組合委員長・書記長として、現在のもろもろの厳しい状況のなかで新潟大学で働くたくさんの職員の労働環境を少しでも改善するよう力を尽くしていきたい、とご挨拶をしてきました。

学長との顔合わせの日程を9月末頃をめどにと要求しました。また、労働組合法により団体交渉の権利として護られている事項についてあらためて合意をしました。

10月からの新学期を前にして、コロナ禍のなかの働き方についての大学の対応や、事務職員の懸念や心配などないか、現在の職員・学生の職域接種率はどの程度か、などさまざま話を伺っています。

今後も、大学で働くひとびとの声をすくいあげ、現場で働いているひとりひとりの思いを伝えてこようと思います。

新潟大学月別コロナ感染者数推移(9/13更新)

新潟大学月別コロナ感染者数推移(2021年9月13日現在)

今年の8月になってから、一挙に職員に11名の感染者が現れたのが大きな懸念材料です。

データは以下から。

新型コロナウイルス感染者発生について(2021年9月7日更新)新型コロナウイルス感染者発生について(2021年9月7日更新) | | 関連情報 – 新潟大学 (niigata-u.ac.jp)