新潟大学学長選考についてご関心をお持ちの皆様、
この投稿では、新潟大学学長がどのように決定されるのか、制度面の理解を深めたいと思います。後半では各選考候補者の所信を掲載し、新潟大学職員組合が発信していた情報を再掲します。
文部科学大臣が学長を任命すること、学長選考・監察会議で学長候補者を選定すること、経営協議会が学長選考・監察会議委員の二分の一以上を決めること、(既存の)学長が経営協議会の委員は任命すること、以上は国立大学法人法が定めています。
経営協議会の委員選定にかかわる新潟大学内の規則、経営協議会が選ぶ学長選考・監察会議委員の選考方法を示す資料、現在の経営協議会の委員構成は以下の通りです。
20220609_経営協議会から選出する学長選考・監察会議委員の選考に関する基本方針
学長選考・監察会議がどのように運営されるのか、現在の委員は誰か、どのように学長選考候補者のなかから学長候補者を選ぶのか、を説明する資料は以下のものです。(10名の委員のうち小野寺氏は選考候補者であったため、残る9名が審議しました。)
選考の材料となる意向投票に先立ち、各選考候補者が所信を発表していました。
私たちの組合は3人の選考候補者に公開質問状を送りました。3名とも回答くださいました。ありがとうございました。その内容を学内に広く周知しました。
8月28日に意向投票が行われ、以下のように結果が公開されました。
私たちの組合は意向投票結果の尊重を求めて9月17日、18日に以下のような要望書を学長選考・監察会議の委員に送付しました。
しかしながら、9月25日に学長選考・監察会議が行われて以下のような決定が行われました。
中央執行委員長
酒匂宏樹