新潟大学学長選考についての取材対応

新潟大学で働く教職員の皆様、

新潟大学学長候補者選考にかかわる教職員意向投票で得票数が第二位であった選考候補者が、学長選考・監察会議によって学長候補者に選定されました。第一位の候補が過半数の得票を得たにもかかわらず選ばれなかった点において、先行例にも増して、特筆すべき出来事であると考えています。

この件について新潟大学職員組合に取材依頼が複数寄せられました。委員長が対応しています。取材に対しては次のように回答しています:

  • 教職員の多数の意向を尊重しない形で学長候補者が選ばれた。
  • 教職員が一体となって大学を発展させていくための機運が損なわれるのではないか。深く憂慮している。
  • これまでの学長選考では多くの場合、教職員の意向が学長選考に反映されていた。働く者の意向を職場のあり方に反映させる、一つの権利であった。それが損なわれたと感じている。
  • 大学は多くの役割を担っているが、真実の探求はその柱である。そのためには、自律的な運営が行われる必要がある。今回の件に限らず、いろいろな局面で学術界の自律的発展が脅威にさらされている。なるべく多くの人にこの事態を知ってほしい。

今後も、新潟大学で働くみなさまの受け止め・ご意見を踏まえながら、取材対応をしたいと考えています。sako_アットマーク_eng.(以下略) までご意見を寄せてください。

中央執行委員長

酒匂宏樹

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